ゴールデンコンビ優勝者・順位を完全解説|M-1王者が魅せた奇跡の化学反応

この記事を読むとわかること

  • 『THEゴールデンコンビ』の優勝者と賞金額の詳細
  • 8組の個性的な組み合わせと各ステージの結果
  • M-1王者同士が見せた化学反応と勝因

Amazonプライムビデオで配信された『THEゴールデンコンビ』で、令和ロマンの髙比良くるまとマヂカルラブリーの野田クリスタルが見事優勝を果たしました。本記事では、M-1王者同士による奇跡のタッグの軌跡から、全7ステージの激闘、200人の観客による投票システムの詳細まで、番組の全貌を徹底解説。さらに、大きな反響を受けて期待が高まる続編情報まで、余すことなくお伝えします。

『THEゴールデンコンビ』優勝者と賞金額を徹底解説!

優勝コンビの栄光の軌跡

Amazonオリジナル番組『THEゴールデンコンビ』の初代王者の栄冠を手にしたのは、令和ロマンの髙比良くるまとマヂカルラブリーの野田クリスタルのコンビでした。

最終ステージとなる第7ステージでは、中村倫也さんと木村佳乃さんをゲストに迎え、刑事ドラマさながらの緊迫したシチュエーションで即興コントを展開。この最終決戦で見事48%という高得票率を獲得し、見事優勝を勝ち取りました。

優勝賞金1,000万円の行方にも注目が集まっています。なぜなら、お笑い芸人の賞金の使い道として最も多いのが「借金返済」「貯金」「親孝行」だからです。しかし、両者ともに既に実力派として活躍している芸人であるため、従来とは異なる使い道が期待されています。

優勝に至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。とりわけ第4ステージの教室での定点カメラ企画では、ワースト3に転落する危機に直面。しかし、敗者復活戦で見事41%という高得票を獲得し、まさに逆転劇を演じました。

このコンビの強みは、髙比良くるまの独特な世界観と野田クリスタルの予測不能なアドリブ力の化学反応にありました。特に最終ステージでは、中村倫也さんが提示した難しいお題に対して、瞬時に息の合ったパフォーマンスを披露。まさに一日限りとは思えない完成度の高さを見せつけました。

ちなみに、番組内で髙比良は「野田さんとは普段から尊敬している存在で、この企画のために真っ先に声をかけた」と明かしています。一方の野田も「くるまくんの世界観は唯一無二。だからこそ自分のスタイルと組み合わせることで何か面白いものが生まれると確信していた」と語っており、互いへの信頼関係が優勝という結果に結びついたと言えるでしょう。

それでは次に、この伝説の一夜を彩った全8組の個性豊かな組み合わせについて詳しく見ていきましょう。

ゴールデンコンビ画像

出場8組の組み合わせ&プロフィール

個性豊かな最強タッグの結成秘話

今回のTHEゴールデンコンビでは、8名の実力派芸人たちが「この相方なら必ず優勝できる」という確信のもと、それぞれが選んだ相手と一日限りの最強タッグを結成しました。

指名した芸人選ばれた相方コンビの特徴
髙比良くるま(令和ロマン)野田クリスタル(マヂカルラブリー)M-1王者同士の化学反応
せいや(霜降り明星)秋山寛貴(ハナコ)M-1王者×KOC王者の相思相愛
堀内健(ネプチューン)屋敷裕政(ニューヨーク)世代を超えた異色の組み合わせ
長田庄平(チョコレートプラネット)じろう(シソンヌ)20年来の天才コント師コンビ

特筆すべきは、くるま×野田クリスタルの組み合わせです。両者ともにM-1チャンピオンという実績を持ち、くるまは「野田さんとは普段から尊敬している存在で、この企画のために真っ先に声をかけた」と明かしています。

また、せいや×秋山のコンビは、同期という強みを活かした息の合った掛け合いが期待されます。せいやは秋山のことを「世界一尖ってない天才」と評し、収録後には「ゴールデントリオにも呼んでほしい」と冗談交じりに語っています。

堀内×屋敷のコンビには意外な縁がありました。実は屋敷は以前「ネプリーグ」のADとして働いており、その時から堀内との縁があったことが明らかになっています。屋敷は「人生で一番追い込まれた1日でした。不思議と記憶がなくて、収録後にゴールデンコンビのメンバーと会っても、1回もゴールデンコンビの話をしていません」と、その緊張感を語っています。

長田×じろうのコンビは、20年来の付き合いがある戦友同士。コント師としての経験と実力を兼ね備えた両者の息の合った演技に、大きな期待が寄せられています。

それでは次に、各ステージでの激闘の詳細について見ていきましょう。

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ステージ別 勝敗結果&投票率まとめ

7つのステージで繰り広げられた熱戦の軌跡

全5エピソードにわたって展開された『THEゴールデンコンビ』では、7つの異なるステージで即興コントバトルが繰り広げられました。200人の観客による投票制という厳しいルールのもと、各ステージでワースト3に入ったコンビが脱落の危機に直面する緊迫の展開となりました。

第1ステージ:病院設定「こんな医者はイヤだ」という定番ネタを新しい切り口で演じるという難題に挑戦。このステージでは、ダイアン津田×永野のコンビが60%という高い投票率でワーストとなり、惜しくも脱落となりました。

第2ステージ:月面設定自由なお題設定での勝負となった月面ステージでは、ハライチ澤部×スリムクラブ真栄田のコンビが35%の投票を集め、残念ながら敗退。世界観の構築の難しさが浮き彫りとなりました。

第3ステージ:楽屋設定研ナオコさんや那須川天心選手など、豪華ゲストが登場したこのステージでは、ラランド・サーヤ×KAƵMAのコンビが44%の投票を集め、脱落という結果に。

とりわけ注目を集めたのが第4ステージの教室設定でした。なにわ男子の道枝駿佑さんがゲストとして登場し、放課後の教室を舞台に繰り広げられる即興劇に無茶ぶりを連発。このステージでは、後の優勝コンビとなる髙比良×野田も26%という投票率でワースト3に転落する危機に見舞われます。

そして最終となる第7ステージでは、中村倫也さんと木村佳乃さんをゲストに迎え、刑事ドラマさながらの緊迫感のある展開に。このステージで髙比良×野田クリスタルのコンビは48%という圧倒的な支持を集め、見事優勝を勝ち取りました。

番組MCを務めた千鳥のノブは「頭から煙が出るほどの激闘だった」と振り返っています。各ステージで繰り広げられた即興コントの数々は、まさに笑いの限界に挑戦する一大エンターテインメントとなりました。

それでは次に、優勝を勝ち取った髙比良×野田コンビの勝因について、より詳しく分析していきましょう。

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優勝コンビ『髙比良×野田』の勝因分析

M-1王者同士が見せた化学反応

M-1グランプリ2023年王者の髙比良くるまと2020年王者の野田クリスタルによる最強タッグは、番組開始前から「頭脳派同士の組み合わせ」として注目を集めていました。

両者の関係性について、髙比良は「普段からLINEも交換していない間柄で、2人で何かしたことは全くない」と明かしています。しかし、そんな距離感がかえって新鮮な化学反応を生み出す要因となりました。

髙比良が野田を相方として選んだ理由について、「M-1チャンピオン同士のコンビで、吉本での最新のチャンピオン。吉本興業の最高傑作になる」と豪語。一方の野田も「トップバッターでチャンピオン。マヂカルラブリーは『M-1』で最下位になってから優勝した主人公同士」と、互いの実力を認め合う関係性が見られました。

勝因となった3つの要素1. どちらもボケに回れる柔軟性
2. 即興での高い対応力
3. 互いの芸風への深い理解

特筆すべきは、最終ステージでの中村倫也さん・木村佳乃さんとの掛け合いです。刑事ドラマさながらの緊迫したシチュエーションで、髙比良の独特な世界観と野田の予測不能なアドリブが見事に調和し、48%という高得票率を獲得しました。

収録後の関係性についても興味深いエピソードが。髙比良は「僕ら一番収録後も関わりがない2人だった。終わったあとも、野田さんから『また戦場で会おう』と言われました」と明かし、野田も「コンビって、そういうもんじゃないですか。だから、新幹線もとなり同士はNGです」と語っています。この独特な距離感が、かえって純粋な即興性を引き出した可能性があります。

それでは次に、番組の審査基準と投票システムについて詳しく見ていきましょう。

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審査基準と投票システムの詳細

200人の観客が決める”リアルな笑い”

『THEゴールデンコンビ』の特徴的な要素として、芸人や放送作家などの専門家ではなく、一般観客200人による投票システムが採用されました。20代から50代までの幅広い年齢層の男女が審査を担当することで、より純粋な「面白さ」が評価される仕組みとなっています。

投票システムの特徴・観客200人が「一番面白くないコンビ」に投票
・各ステージでワースト投票数が最も多いコンビが脱落
・投票結果は千鳥のみが把握
・敗退コンビはスタジオに残り、千鳥の横で「ガヤ」として番組を盛り上げる

MCを務める千鳥のノブは、投票結果を確認する時間を異様に楽しみにしており、最下位との差の開き具合をニヤリと笑いながら発表するという独特な演出も、番組の見どころの一つとなっています。

とりわけ注目すべきは、この投票システムが「シンプルにどれだけウケるか」という一点に絞られていることです。専門家による技術的な評価ではなく、純粋な笑いの反応のみを基準とすることで、より公平な審査が実現されています。

各ステージでは、観客の投票結果がリアルタイムで集計され、その緊張感が芸人たちのパフォーマンスをより一層引き立てる効果を生んでいます。敗者復活戦では、脱落の危機に瀕したコンビたちが、まさに背水の陣で挑む姿も印象的でした。

それでは最後に、この画期的な番組フォーマットの今後の展開について見ていきましょう。

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【続編情報】次回『THEゴールデンコンビ』の開催予定

大きな反響を受けて期待される第2弾

Amazon Prime Videoで配信された『THEゴールデンコンビ』は、配信初日からプラットフォーム内で1位を獲得し、翌日も「ダンダダン」に続く2位をキープするという大きな反響を見せています。

MCを務めた千鳥の大悟は「思った以上にギャラが高かったです。ぜひ続編もやりたい」と前向きなコメントを残しており、第2弾への期待が高まっています。

本企画の革新的な点は、従来の地上波テレビの枠を超えた新しいお笑い番組の形を提示したことにあります。ファミリーマートとのコラボレーションも実現し、広告主からも注目を集める結果となりました。

続編への期待が高まる3つの要因・Amazon Prime Video内での高視聴率達成
・出演者からの続編希望の声
・広告主からの高い関心

特筆すべきは、この番組が単なるお笑い番組の枠を超えて、配信コンテンツとしての新たな可能性を示したこと。アニメやドラマに続き、お笑い番組においても配信プラットフォームが大きな存在感を示す転換点となりました。

現時点で具体的な続編の情報は明らかにされていませんが、業界内外から寄せられる期待の大きさを考えると、新たな展開が期待できそうです。ノブは「ほんとにすごかったです。芸人の底力とクリエイティブと頭の良さ、あともうフィジカルも。ずっと笑わそうと1日努力して頑張ってくれました」と語っており、続編が実現した際には、さらなる進化を遂げた内容になることが予想されます。

視聴者からも「次回も見たい」という声が多数寄せられており、新たな芸人の組み合わせや、さらに進化した企画内容への期待が高まっています。

この記事のまとめ

  • 髙比良×野田クリスタルが優勝、賞金1,000万円を獲得
  • 全7ステージで繰り広げられた激闘の末の栄冠
  • 200人の観客投票による公平な審査システム
  • Amazon Prime Video内で高視聴率を記録し続編に期待