- 2024年11月5日
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ゴールデンコンビ優勝者・順位を完全解説|M-1王者が魅せた奇跡の化学反応
この記事を読むとわかること 『THEゴールデンコンビ』の優勝者と賞金額の詳細 8組の個性的な組み合……

この記事を読むとわかること
Amazon Prime Videoで配信された『THEゴールデンコンビ』が大きな話題を呼んでいます。M-1チャンピオン同士のタッグや、芸歴30年以上のベテランと元AD時代からの縁を持つ後輩など、異色の組み合わせで実現した即興コントバトル。1000万円の優勝賞金を懸けた戦いの中で、芸人たちは予想を超える化学反応を見せ、新たなお笑いの可能性を切り開きました。本記事では、番組の全貌と優勝コンビの軌跡、そして今後の展望までを詳しくレビューしてネタバレ解説します。

Amazon MGMスタジオが手掛ける新感覚お笑い番組『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』が、2024年10月31日からPrime Videoで配信を開始しました。本番組の最大の特徴は、たった1日限りのオリジナルコンビを結成し、即興コントで頂点を目指すという斬新な企画設計にあります。
番組の基本フォーマット:
8組の新コンビ:
さらに番組には、片岡鶴太郎、木村佳乃、中村倫也、道枝駿佑(なにわ男子)、吉岡里帆など、各界から集められた12名の豪華ゲストが参加。番組サポーターとして乃木坂46の林瑠奈が加わり、バラエティに富んだ陣容となっています。
ちなみに、Amazon Originalの番組では『ドキュメンタル』シリーズも1000万円以上の賞金を設定していますが、通常のバラエティ番組としては破格の金額となっています。
それでは、次にこの8組の新コンビがどのような経緯で結成されたのか、その選考理由と背景について詳しく見ていきましょう。

令和ロマンくるまとマヂカルラブリー野田クリスタルの組み合わせは、2023年と2020年のM-1チャンピオンによる夢の競演として大きな注目を集めています。くるまは「自分にない全てを持っている人間」として野田を評価し、特にゲリラ戦を制する力と対等な立場で戦える相手として選んでいます。
霜降り明星せいやとハナコ秋山寛貴のコンビネーションは、M-1チャンピオンとキングオブコント王者という実績を持つ同期同士の組み合わせ。せいやは秋山のコント力と即興性の高さを評価し、「暴走したときにコントに収めてくれる技術を持っている」と期待を寄せています。
ネプチューン堀内とニューヨーク屋敷の組み合わせは、芸歴30年以上のベテランと元AD時代からの縁を持つ後輩という異色の取り合わせ。堀内は「お客さんに伝わりづらいものを具現化するのがうまい」と屋敷の能力を高く評価しています。
チョコレートプラネット長田とシソンヌじろうは、20年来の付き合いを持つ戦友同士。長田は「頭脳とパワーを持ち合わせている」としてじろうを評価し、互いの信頼関係の深さを強調しています。
残りの4組も、それぞれ独自の魅力を持つ組み合わせとなっています:
それでは、この8組の新コンビがどのような戦いを繰り広げたのか、全5話の競技内容とステージ別結果を詳しく見ていきましょう。

第1ステージでは「病院」を舞台に、「こんな医者はイヤだ」の新パターンや「見た目は病院だけど実はここ…な〜に?」というお題に挑戦。200人の観客による投票の結果、ダイアン津田×永野が60%という高い”つまらない”票を集めて脱落となりました。
月面という特殊な舞台設定で、芸人たちは自由なお題で勝負。ハライチ澤部×スリムクラブ真栄田が35%の”つまらない”票を集め、惜しくも脱落。このステージでは特に、ネプチューン堀内とニューヨーク屋敷のコンビが徐々に頭角を現し始めます。
研ナオコ、那須川天心、あのちゃん、ザ・たっち、片岡鶴太郎など、豪華ゲストが登場する「楽屋」ステージ。芸人たちは各有名人の冠番組を即興で考案。ラランド・サーヤ×KAƵMAが44%の票を集めて脱落という結果に。
防犯カメラという制約のある中での勝負となった教室ステージ。なにわ男子の道枝駿佑がゲストとして登場し、無茶ぶりを展開。霜降り明星せいや×ハナコ秋山が31%の票を集めて脱落という意外な結果に。
中村倫也、木村佳乃をゲストに迎えた最終ステージでは、これまでと異なり「最も面白かったコンビ」への投票に。激戦の末、令和ロマンくるま×マヂカルラブリー野田クリスタルが48%の票を獲得し、見事初代王者に輝きました。
それでは、この優勝コンビがどのようにして頂点に立ったのか、その軌跡と勝因を詳しく見ていきましょう。

くるまが野田を選んだ理由は「M-1チャンピオン同士、普段の漫才では出来ないような、どっちもボケという挑戦をしてみたかった」というチャレンジ精神にありました。一方の野田も「後輩でズケズケ言ってくれるのは、くるまくらいしかいない。ガンガンアイディアも出してくれる」と、その選択に強い信頼を寄せていました。
特筆すべきは、両者の対等な関係性です。くるまは「お笑いのフィールドで対等だと思った」と語り、野田も「お互いがお互いを補って、完全なるゴールデンコンビになる」と確信していました。
優勝の決め手となったのは以下の3つの要素でした:
最大の強敵と目されたのは長田×じろうコンビでした。くるまは「長田さんとじろうさんがずるい。これはもうコンビだ」と警戒し、野田も「今回の大ボスみたいな感じで君臨しそう」と分析。この強敵を最後まで意識し続けたことが、より高いパフォーマンスを引き出す結果となりました。
MCを務めた千鳥は「新しい扉が開く音がした」と番組の革新性を評価。特に優勝コンビについては、「今年いちばん笑った」と最大級の賛辞を送りました。
それでは次に、番組を盛り上げた千鳥MCの采配と名シーンについて詳しく見ていきましょう。

千鳥・大悟は番組のMCオファーを受けた際、「新しい扉が開く音がした」と表現しています。「ぬいぃぃー。違うか。きぃぃー。そんなように聞こえました」と独特の表現で当時を振り返りました。
一方のノブは「今年一番笑い疲れた。1日で全話撮ったんですよ。出場者のみんな本当に頭から煙が出てました。白い気体が見えました」と、撮影現場の熱量の高さを証言しています。
千鳥は単なる進行役に留まらず、芸人としての経験を活かした的確なツッコミと温かいフォローで、出演者の実力を最大限に引き出すことに成功。特に大悟は「プロデューサーに言われた時、難しい顔をしていた」と明かし、「それくらい難しいことを出場者はやることになるから、大丈夫かなと思った」と本音を語っています。
番組を通じて印象的だった千鳥の反応:
大悟は「パート2もやりたい」と意欲を見せ、ノブも「芸人の底力とクリエーティブ、頭の良さ、フィジカル、笑わそうと1日努力して頑張ってくれました」と太鼓判を押しています。
それでは最後に、このTHEゴールデンコンビのシーズン2の可能性と、期待の新コンビについて見ていきましょう。
Amazon Prime Videoで配信初日から1位を獲得し、翌日も2位をキープするなど、『THEゴールデンコンビ』は大きな反響を呼んでいます。千鳥の大悟が「思った以上にギャラが高かった。ぜひパート2もやりたい」と語るなど、シーズン2への期待が高まっています。
本番組の成功要因として以下が挙げられます:
シーズン2が実現した場合、視聴者から期待の声が上がっているのが、M-1やキングオブコント王者同士の組み合わせです。特にミルクボーイとインディアンス、かまいたちと空気階段など、実力派同士の即興コントに期待が集まっています。
配信プラットフォームならではの特徴:
アニメやドラマに続き、お笑い番組も配信サービスへのシフトが始まる可能性があります。『THEゴールデンコンビ』の成功は、日本のお笑いコンテンツの新たな可能性を示唆しているといえるでしょう。
この記事のまとめ